電子情報技術科

総合制作作品

2年間という短い期間ですが、各テーマごとの機器を自ら設計、製作、評価をおこなうことができるようになります。電子情報技術科では、電子・情報・制御技術を活用した様々なテーマに取り組んでいます。
「ものづくり」の楽しさや奥の深さを感じることができます。

スマートハウスのためのシステム開発

エネルギーを効率よく利用することは非常に重要です。そこで、電力使用状況を把握(見える化)し、電力消費量を制御する「スマートハウスのためのシステム」を開発しました。Androidスマートフォンから電力量の確認、機器の操作ができます。

植物工場における自動制御システムの開発

新たな農業として、「植物工場」が注目されています。そこで、LED照明のLEDの配置場所の改善と、光量調整、水温調整や、液肥調整、水位管理などのデータを無線で収集し、自動制御するシステムを製作しました。 このシステムを利用し、生産性の高い、焼き肉店で用いられるサンチュを育成しています。さらに、今年度は画像処理技術を使った植物の成長観測システムを製作しています。これからの農業を支える重要な研究となります。東京ビックサイトで行われたアグリビジネス創出フェア2012に出展しました。

ETロボコン

携帯電話や家電製品の機器の中にソフトウェアを入れ込むことを「組込み」と呼びます。ETロボコンは、組込みソフトウェア技術の教育を目的とし、決められたコースを自律走行させるロボット競技です。その競技への参加を通し、ソフトウェアの設計や制作技術を学んでいます。ETロボコン2008地区大会のモデル部門では、ゴールドモデル賞(2位)全国大会では総合3位を受賞しました。
昨年度の東北大会では走行タイム1位、最速の走りを見せました。今年度も横浜で行われる全国大会を目指してがんばっています。

MPPTコントローラ

自然エネルギーを有効活用することは地球温暖化対策として重要です。MPPT (Maximum Power Point Tracker)とは、太陽電池などの不安定な自然エネルギーから電力を取り出す場合、効率を上げるための装置です。回路の工夫で、従来の電力変換効率を大幅に改善することができました。

無線通信機器の開発

コンピュータが偏在するユピキタス社会では、無線通信技術は無くてはならない重要な技術です。WiMAX、ディジタル変調など最新の無線通信の設計開発技術を学んでいます。

施設案内ロボットの製作

学校内を案内してくれるサービスロボットを製作しています。音声認識機能や画像認識機能を持たせ、人とロボットが共存する社会を目指し研究をおこなっています。

ジェスチャーや音声認識で動作する
ロボットの製作

Kinectセンサ(Microsoft)を用いてジェスチャーや音声認識で動かすことのできるロボットを製作し、人とロボットのユーザインタフェースについて実験をしています。

1/fゆらぎ明滅をする光る
ミニかまくらユニットの製作

自然界には「1/fゆらぎ」の法則が存在すると言われており、人に癒しの効果をもたらしているのではないかと多くの研究が進められています。このゆらぎに着目し、1/fゆらぎで明滅するLEDを用いた、光るミニかまくらユニットを製作しました。製作物は、当校における体験授業教材への使用も可能なよう考慮しました。

競技会用ロポットの製作

自ら判断して動作する自律型ロボットの製作を通じ、アクチュエータ、センシング技術、ロボットの運動制御を学んでいます。第11回東北ポリテクニックビジョン ロボット競技会では、準優勝(13チーム中)しました。優勝目指してがんばっています。

機器使用優先度を持たせた
電力制御ユニットの製作

PLC通信(電力線搬送通信)を活用し、接続機器が、機器ID、機器種別、優先度、使用電力など通知し、電気の使用許可を得るなど高度な電力マネジメント機能を有する電力制御モジュールを製作しました。供給電力が少ない場合、大事な機器を優先して使用することができます。

非接触給電におけるコイル製作と活用

非接触給電は直接に電線を接続しない状態で電力伝送する仕組みです。電気自動車や小型の電子機器の充電などに応用されてきています。コンセントをささなくても給電することができます。ここでは、コイルを製作し実験をおこなっています。

このほかにも、「Android携帯用アプリ」、「ワイヤレスセンサネットワーク」「RFID」「睡眠時無呼吸症候群チェックユニットの開発」など、最新技術を応用する取り組みをおこなっています。